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 平塚にお住まいの及川さんのレポート
#014・及川です。
阪神タイガースファンの私としては、14番・・・アリアス!よりも、入団当時の八木選手を思い出してしまいます。
ずっとファンを続けていましたから、#14は、個人的にうれしい番号でした。

・・・これは、探検隊レポートとは関係ないですね。
あらためまして、レポートを書かせていただきます。

私が妻と一緒に「裏ランチ」をいただいたのは、5日の日曜のことです。
腰越海岸方面から、自動車で上がってきました。

大体の場所は地図で見ていたのですが、モノレールを過ぎてしまいました。
海を背に走ると、ガストが右に見えたら、もうすぐです。
モノレールを越えてしまったら、間違いなく行き過ぎですから、引き返しましょう。

たどり着いて、駐車場に・・・私の自動車は普通乗用7ナンバですが、3ナンバだと、駐車場が狭いかも知れません。
後に書きますが、できるだけ「自動車を避けた」方が賢明です。

長い前ふりでしたが、店内に入ります。

ん〜、いーにほひ!
お昼時ということもありますが、おいしそうなにおいに、私の胃袋はノックアウト寸前です。

梶原シェフの第一印象は・・・本人には申し訳ないのですが、「黙って食え」タイプの人かな?と思ってしまいました。
「こ・・・こわいひとかも?」
すぐに、「全然違うじゃん!」となったのですけれどね。

まずは、飲み物から。
運転手の私は、アルコールはダメです。
妻は運転しないので、アルコールOK!

ここです。「自動車は避けた方が」というのは。
妻はオリジナルの「西鎌倉」を注文。
第一声が「おいしー!」でした。
運転してきたことが恨めしく思えました。

また、「好みを伝えていただければ、お作りしますよ」との言葉をいただきましたので、『次は運転しないぞ!オリジナルを頼むぞ!!』と、深く心に決めたのは、改めて書くこともないでしょうね。

元に戻って、妻の感想。
「甘いんだけど、いやみが無くて、『すっ』と飲める。お昼じゃなければ、お代わりしたい」だそうです。
特に、女性にはお薦めですね。

お料理の感想です。
前菜は「カブとサンマ」を使ったものです。
サンマと言うと「塩焼き」が好きなのですが、こういういただき方もあるんだなぁ・・・と思いました。
少し酢でしめているのかな?と思いましたので、生魚や酢が体質的にダメ!という方ではない限り、食欲を増す良い「前菜」だと思います。

続いて、サラダ。
こちらは「この赤紫のは何かな?」と思って、ここは素直に質問してみました。
「ビーツですよ」Withスマイル♪
ね、怖い人じゃないでしょ。

野菜の甘さと、それをしっかりと引き出してくれる、ドレッシングがおいしかったですね。

私は「肉コース」で、妻は「魚コース」
メインの登場です。

肉コースは「もつのトマト風煮と、豚足にクスクスを添えた」お皿。
魚コースは「ホウボウとイサキをカリッと焼いた」お皿が出てきました。

もつはしっかりと煮込んであるようで、普通に噛み切る(と言うほどの力も不要でしたが)ことができました。
やわらかかったですよ。
こてっちゃんとは違う(当たり前!)味わいを楽しむことができました。
豚足は初体験だったのですが、食べにくいなんてこともなく、いただきました。
クスクスともつ煮のたれ(?)をからめていただくと、おいしいですよ。

唯一の不満点は、「少し量が多いかな?」ということ。
男の腹でも満腹なのですから、女性は残しちゃうかも知れませんね。
ただ・・・不満(文句?)になるのかな、これ。。。

続いて、魚コース。
どちらも、癖のない魚を香ばしく焼いてあり、ぱりぱりとした食感でとってもおいしかったです。
 ※夫婦ですからね、お互いに少しずつ食べあいましたよ、当然!
添えてあった「さやえんどう」は、「大家さんの畑で獲れた物」とのことでした。
やわらかくて、おいしくいただけました。

どちらもおいしかったのですが、女性にお薦めするなら「魚コース」ですかね。
「肉コース」はランチより、夜にいただいた方が良かったかも知れません。
ビールといっしょだと、なおおいしさアップ!!かも。
 ※重ねて書きます、「自動車はパスすべき」です。

デザートに、コーヒーとケーキをいただきましたが、こちらは私が甘いのを苦手にしているのですが、それでも「ん、んまい!」と思いながらいただけましたから、よほどの辛党でない限り、普通にいただけると思いますよ。
もちろん、甘いもの大好きの妻は「おいしー!」といただいていましたけれど。

あぁ、やっぱり長くなってしまいましたね。

お店の雰囲気なども書いておきましょう。

ずいぶん前に書いた通りで、駐車場は広くありません。
オリジナルカクテルも作っていただけるとのことですから、できることなら、自動車はパスしたいところ。(しつこいですか?)

駐車場だけではなく、店内も広くはありません。
ですが、これは私の想像でしかないのですが、「自分の目の届く大きさ」にしたんじゃないかな?と感じました。

食事の後に、少しお話させていただきましたけれど、「フランス料理と言っても、肩肘張らずにいただける、普通の料理を提供したい」とのことでしたから、料理を作る自分も楽しい&食べている人(あえて客とは書きません)も楽しい・・・そのための広さなのかな、そんな印象です。

おむつさえ取れていれば、子供連れでも楽しめると思います。

ですが、お薦めは少し仲を進展させたい・・・と思っている女性を連れて来たら、ポイントアップ間違いなし!ですね。
ここ、独身男性は要チェック!です。

情報誌に載っているような、「コースで一人一万円」というな料理も良いですが、普段着で楽しめるフランス料理があっても良いな・・・と思わせてくれます。
誰でも知っている場所じゃなく、おいしい料理とお酒(この次こそ!)を普段着のままでいただけるなら・・・

普段は梶原シェフの奥様が給仕をしてくれるのだそうですが、今回はおかあさんが。
家庭料理の雰囲気をそのままいただきました。
雰囲気すら、おいしい味付けだったようです。

最後に、妻と帰りの車中での会話を。。。
「毎日じゃいらないけど、ちょっとおいしい物が欲しいときには、いい場所ね」
「また、来ようか。今度はお酒の楽しめる時間に」

しょっちゅうではなく、時々顔を出したい・・・そんなお店でした。
以上、長く&遅くなりましたが#014レポートです。

生まれて初めて「食べて感動した利ビット」をいただける場所が・・・
 
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